試合概況
現地時間2025年3月16日(日)に、アウェイ”キングパワースタジアム”で開催された、PL第29節 レスターシティとの一戦は、公式戦22試合ぶりとなるホイルンドのゴールを皮切りに、0-3でユナイテッドが勝利。PLで2試合ぶりの勝利、公式戦2連勝をかざりました。この記事は、この試合の振り返りを行なっていきます。
スタメン

ユナイテッドは、ソシエダ戦から2枚を変更。出場停止で欠場のドルグに代わってリンデロフ。ザークツィーに代わってエリクセンが先発となりました。好調ヘブンは予想通りスタメン出場し、WBは右がマズラウィ、左にダロトとなりました。また、この試合もガルナチョは右シャドーでのスタメンとなりました
前半
立ち上がり、ソシエダ戦同様にユナイテッドは少し緩い入りをしたように感じました。ユナイテッドボールでキックオフ。オナナのロングフィードからスローインを獲得したユナイテッドは、ダロトのロングスローからホイルンドがファーストシュート。力無く枠を外れますが、前半立ち上がりにホイルンドがシュートまで行けたのは、良かったと思います。
4分には、レスターのファーストシュート。ユナイテッドの後方からのビルドアップの場面。右サイドからのビルドアップを図り、マズラウィがブルーノへパスを出しますが、これをソマレがカット。こぼれ球をエルカンヌスが中へ入れると、ダカに繋がりワンタッチでエンディディへ。エンディディはバックパスを選択しますが、これがエリクセンに当たりエンディディの前にこぼれます。これを、ダイレクトでスルーパス。ゴール前デリフトとリンデロフの間にポジションをとったバーディーが抜け出し、シュート。オナナがセーブしましたが、ヒヤッとするシーンでした。
12分、ウガルテがバーディーからボールを奪うと、ブルーノ→ホイルンドと繋ぎ、右サイドのガルナチョへ。縦へしかけますが、トーマスのタイトなディフェンスに対し突破もクロスもできず、フォローに来たブルーノへ戻します。前を向いたブルーノはルックアップからホイルンドが走っているのを見つけ、すぐさまクロス。これはファエスが触りますが、こぼれ球は逆サイドのダロトへ。ダイレクトで中のエリクセンへ出しますが、少し合わずコーディがクリア。シュートまで行くことはできなかったものの、良い形を作れたと思います。
この試合、ブルーノとウガルテが高めの位置をとり、選手間の距離がよくセカンドボールをよく拾えていました。
23分、ユナイテッドの決定機。左コーナーを獲得したユナイテッド。キッカーはエリクセン。ショートコーナーを選択し、ブルーノへ渡すと、リターンを受けたエリクセンはダイレクトでシュート!ポスト直撃しますが、ゴールならず。こぼれ球をウガルテが折り返しますが、クリアされます。やはりエリクセンのキックは質が高いですね。また、気になったのはコーナーキックにつながった場面でのホイルンド。マズラウィのクロスに対して、反応が遅れていました。
26分、ヘブンが素晴らしい対応を見せます。レスターはトーマスがロングボールを蹴ると、ユナイテッド陣内でワンバウンド。ダカがヘブンと競り合いながらゴール前へ仕掛けます。ヘブンは、一度完全に入れ替わられますが、後方からボールを回収し、事なきを得ます。
そして28分、あの男に待望のゴールが生まれます。右サイドをブルーノ、ウガルテ、マズラウィの連携でボールキープすると、タッチライン際からブルーノが走っていたホイルンドに浮き玉のスルーパス!ホイルンドは縦に運ぶと、そのまま右足で逆サイドネットに突き刺し、ユナイテッド先制!ブルーノのパスも素晴らしく、ホイルンドも抜け出しもシュートも最高で素晴らしいゴールでしたが、私は今のホイルンドのゴールパフォーマンスは好きではありません、、、
37分には、レスターチャンス。キーパーからのフィードの流れから、ブルーノとウガルテが高い位置までプレスに出ていたことでできた後方のスペースをエンディディが見逃さず、ソマレにパス。エルカンヌス→クリスティアンセンと左に展開していき、クリスティアンセンからクロス。中のエンディディが合わせようとしますが、戻って来たウガルテがクリア。
ユナイテッドは、左からのビルドアップが多かったですが、オナナが持っている時にヘブンが降りてくるシーンが目立ちました。また、エリクセンがいいポジションにいてくれるのが、左サイドからのビルドアップが多くなっている要因かと思っています。
43分、レスターのチャンス。ユナイテッド右からのビルドアップで、マズラウィがクリスティアンセンに引っ掛けられます。こぼれ球をバーディーが収めると、エリア内のダカへ。ダカのシュートをヘブンがナイスブロック!PL初先発とは思えないプレーぶりですね。
前半はこのまま終了。前半はユナイテッドが主導権を握っていた試合でしたが、お互いにチャンスがある展開。自分たちのミスから決定機を作られていたのが気になりました。また、全体を通してエリクセンのポジショニングが素晴らしかったですね。ミスもありましたが、いて欲しいところにいてくれる安心感がありました。
後半
両チーム選手交代はなく、後半キックオフ。
47分、レスターに最初のチャンス。デリフトがホイルンドにつけますが、潰されると、こぼれ球をソマレに拾われ、前に運ばれます。ソマレは左サイド抜け出したバーディーへスルーパスを送ると、ダイレクトでグラウンダーのクロス。ダカが走り込みますが、ヘブンが寄せて逃れます。しかし、そのヘブンは左足を負傷。担架で運び出されます。アーセナル戦から好パフォーマンスを見せており、守備陣に怪我人が多いユナイテッドにとって希望となっていましたが、痛い離脱となりそうです。現時点で、離脱期間は発表されておりませんが、軽傷を祈ります。また、ヘブンに代わってコリヤーが投入され、右WBに入り、マズラウィが左CBにポジション変更。
57分、レスターのビルドアップをブルーノが引っ掛けると、エリクセンがホイルンドへ繋げ、ゴールに向かってドリブル。3-3の数的同数の状態で、寄せてきたトーマスの脇を抜け出したガルナチョへパス。ガルナチョは落ち着いて切り返し、左足でネットを揺らしますが、オフサイドの判定。かなりギリギリでしたが、大外だったので、もう少しラインを気にして欲しかったところですね、、、
また、この辺りから右にマズラウィ、左デリフトにポジション変更。右に入ったコリヤーを助けるために、マズラウィを右に配置したのかなと思いました。マズラウィが右に移ってからは、右からのビルドアップが増えましたね。
66分、ユナイテッドの左からのコーナーキックは、前半と同じような形で、ブルーノがエリクセンにリターンし、エリクセンがシュートを狙いました。ユナイテッドが準備した形なのでしょう。
そして67分、ユナイテッドに追加点が生まれます。右サイドのマズラウィが、対角のダロトに素晴らしいフィードを届けます。ダロトはエリアに侵入しシュート。シュートはブロックされ、こぼれ球はクリアされます。ここに上がって来たマズラウィがボールを回収すると、ガルナチョ、コリヤー、ブルーノと繋がり、ブルーノのパスは一度カットされますが、こぼれ球を再びブルーノが前へ転がしガルナチョへ届けると、ガルナチョはダイレクトでニアサイドに突き刺し、今度は正真正銘のゴール!ユナイテッドがリードを広げます。やはり、マズラウィのベストポジションは右CBだと思いますね。
ここで、ユナイテッドは選手交代。エリクセン、ガルナチョ、ウガルテを下げてザークツィー、アマス、カゼミロを投入。アマスは、これが嬉しいトップチームデビューとなりました。アマスにとっては素晴らしい誕生日プレゼントとなりましたね!
75分、レスターに決定機が訪れます。後方からのビルドアップで、クリスティアンセンが縦に浮き玉のパスを出すと、リンデロフに競り勝ったバーディーは、ゴール前へ運び、2-2の局面を作られます。デリフトを引き付け、ブオナノッテに出しますが、読んでいたデリフトがカット。このシーン、デリフトは何回も中を確認し、ブオナノッテの位置を確認していました。さすがの対応です。痺れました!
レスターに攻められる時間帯が増えましたが、ユナイテッドも無理をせずに時間を進めていく展開に。
83分、ユナイテッドは押し込まれていた中で、クロスのこぼれ球をザークツィーがファエスに競り勝ち、足技を見せながら前線にキャリー。最後は敵陣でファエスのファールを誘いました。このキャリーは流れを切る意味で大きかったとおもいます。
ここで、ホイルンドに代えてチドオビを投入。
そして90分、試合を決定づける得点が決まります。スローインの流れから、ザークツィーがカゼミロに落とすと、ダイレクトで逆サイドのダロトに届けます。またぎフェイントから縦に突破すると、マイナスの位置にステイしたブルーノを確認し、ラストパス。ブルーノはダイレクトでネットに突き刺し、ユナイテッドがリードを3点に広げます。
後半アディショナルタイムはヘブンの治療時間などもあり8分
アディショナルタイムに入ってからは、レスターが攻める時間が増えます。
97分、レスターに決定機。左のライン際からのフリーキックの跳ね返りを拾ったウィンクスが、バーディーへスルーパス。フリーで抜け出しましたが、左足でのシュートはオナナがビッグセーブ。
集中力を切らさず、最後まで守り抜き、試合終了。
選手採点
オナナ 8
2度のバーディーのビッグチャンスをどちらもセーブし、クリーンシート達成。キックが不安定な点は気になるが、勝利に大きく貢献。
デリフト 8
魂を感じました。特に75分のシーン、、、本当に痺れました。
リンデロフ 6
全体的には、好パフォーマンスでしたが、フィジカル勝負を仕掛けられると途端に、、、
ヘブン 8
好パフォーマンスを継続していただけに、ヘブンにとってもチームにとっても痛い負傷となりました。軽傷であることを祈ります。
マズラウィ 7
攻守に渡って貢献していました。特に、後半右CBに入ってからは、攻撃に厚みを持たせる攻撃参加を見せていました。
ブルーノ 10
この試合も、大活躍でしたね。全得点に絡む、1G2A。2戦連続で文句なしのMOTMでしょう!なんとかブルーノにはユナイテッドでビッグタイトルを勝ち取って欲しいです。
ウガルテ 7
ブルーノと共に、高いポジショニングでレスターの攻撃を潰していました。
ダロト 7
右に左に、試合中のポジション変更が多いダロトですが、どのポジションでも安定しています。チームに欠かせません。
ガルナチョ 8
右シャドーで出るようになってから、パフォーマンスが安定しています。左足でのシュートも上手くなっているように思いますし、何より久しぶりにゴールをゲット。
エリクセン 7
少しパスミスや、味方と合わないシーンが目立ったように思いますが、ビルドアップ時のポジショニングは素晴らしかったです。
ホイルンド 7
待望のゴールが生まれました。ここからのゴール量産に期待したいですね。
まとめ
リーグ戦3試合ぶりの勝利、公式戦連勝と好調で代表週間に突入となったユナイテッド。ユナイテッドからは、オナナ、デリフト、リンデロフ、マズラウィ、ダロト、ドルグ、ブルーノ、ウガルテ、ホイルンドが代表に選ばれています。代表に選ばれた選手たちは、とりあえず怪我なく帰って来て欲しですね。そして、この約2週間はアモリム監督にとって大きな準備期間となります。代表に選ばれなかった選手たちにしっかり戦術を落とし込んで、好調をキープしリーグ戦再開に備えて欲しいですね。
代表週間明けの初戦は、4月1日(火)に好調フォレストとのアウェイ戦です。次がシティ戦、リヨン戦、ニューカッスル戦と厳しい戦いが待っています。徐々に好転して来ているユナイテッドにとって、試練となりそうですが、ここを全勝で乗り越えれれば、選手たちの自信にも繋がり、来季に良い形で繋げられそうなので、是非全勝して欲しいと思います!
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