獲得選手の噂
シーズンを通して、ちょこちょこ話は上がっていましたが、今季終了が迫り様々なメディアや著名記者から同じような内容の話が上がってきましたね。今回は、気になったものをいくつか取り上げていきたいと思います。
①マテウス・クーニャ
割と前から獲得の噂がありましたが、ここにきて一気に情報が出てきましたね。どうやら、クーニャ陣営と前向きな契約交渉を行なったとのこと。ニューカッスル等、他クラブよりもユナイテッドへの移籍に近づいていると報道がありました。さらに、クーニャ自身ユナイテッドが心のクラブであり、CL出場権の有無に限らず、ユナイテッドへの移籍を望んでいるとのこと。
これが本当なら、嬉しいことですね。ただ、クーニャは走行距離などのデータを見ているとあまり走るタイプではなく、割とラッシュフォードに近い感じになってしまうのではないか、という懸念がないわけではありません。果たしてそのような選手をアモリムが気にいるのだろうか、、と心配になってしまいます。また、契約解除条項の6,250万ポンドという額も、今のユナイテッドに出せるのか?現有戦力の整理が必須になるでしょう。
私としては、獲得に大賛成とは言い難いですが、アモリム監督が本当に望み、フロントが獲得を決めたのであれば、間違い無いと信じます。
②リアム・デラップ
デラップも前々から情報はありましたが、イプスウィッチが降格する場合、3,000万ポンドで獲得可能になる条項がついており、イプスウィッチが降格した場合、その条項を行使するつもりとのこと。
まだ若いですし、体の強さ、得点力という面で見ると、ユナイテッドに合いそうですよね。ただ、デラップ本人は、CLに出場するクラブに移籍したいと言っているようで、ユナイテッドがこの移籍を実現させるには、EL制覇が必須となりそうです。
私としては、あまり乗り気になれません。もしかしたら、ユナイテッドにめちゃくちゃハマる可能性もありますが、それならユナイテッドを愛してくれているホイルンドにもう少し時間を与えて欲しいと思ってしまいます。いずれにせよ、イプスウィッチは降格が濃厚となっており、争奪戦となりそうですが、どのクラブが彼を手中に収めるのでしょうか。
③ビクター・オシムヘン
テンハグ時代から、獲得の噂が上がっていたオシムヘン。一部報道では、アモリム監督はヨーロッパでの経験が豊富であることから、デラップよりもオシムヘンを優先するとのこと。
契約期間が残り一年となっていることから、4,000万ポンド程度で交渉を進めているという報道がありますが、6,000万ポンドくらいが最低ラインでは無いでしょうか。ホイルンドを絡めて金額を下げようという動きもあると言われています。
正直、旬が過ぎた選手感は否めないですが、実績は十分で、私としては、デラップよりはオシムヘンのを希望します。が、私のイメージですが前線で体を張ってボールを収めるタイプというよりは、スピードでディフェンスラインの裏を取ったり、ゴール前でのポジショニングで得点を取る選手のイメージなので、アモリムの戦術に合うのか?という疑問符はつきます。
放出選手の噂
少し前までは、ガルナチョやメイヌーが放出されるという噂がありましたが、ここ最近はほとんど聞かれなくなりましたね。二人はユナイテッドの未来だと思っているので、残して欲しいと思いますが、果たしてどうなるでしょうか。
①ラスムス・ホイルンド
ユナイテッドが、3,000万ポンドの値札をつけたと報道がありました。また、オシムヘンなどの取引に含めるなどの報道も出ており、放出の可能性が高まっています。
私個人としては、ユナイテッドを好きでいてくれて、確かに結果は出ていませんが、もう少し我慢して起用してほしいと願っています。そもそも、ユナイテッドのようなビッグクラブで、22歳の若手選手がエースとして期待され過ぎている状況は、普通では無いですよね。そういう意味で、オシムヘンのようなベテランがいて、ホイルンドはバックアッパーとしてプレッシャーを軽減してあげることが、必要なのでは無いかと思っています。
とはいえ、2シーズン連続で結果が出せないとなると、放出候補に上がるのは当然ではあります。今季も残りわずかですが、踏ん張って残留を果たし、来季こそ爆発して欲しいと願います。
②マーカス・ラッシュフォード
今季、初めてユナイテッド以外のクラブでプレーしているラッシュフォード。ビラに移籍してから、明らかに調子を取り戻しつつあり、ユナイテッドでのプレッシャーがどれほどのものだったのかを物語っています。ラッシュフォードは、デビューシーズンから見ていて、私としても愛着がありますし、ユナイテッドで活躍して欲しいという思いが強いですが、もう難しいだろうなと思っています。ビラが買い取るかは定かではありませんが、ユナイテッド以外のクラブで、実力を存分に発揮できる環境でプレーして欲しいと思います。好きな選手だからこそ、ラッシュフォードにとって最善の選択をして欲しいと思います。
まとめ
スクラップアンドビルドが必要な時になってきました。現有戦力の多くは、サポーターにとって愛着がある選手だと思います。放出してほしく無いと思う選手も、多いと思います。しかし、そんなことを言っていては、チームを強くすることはできないんだということをライバルクラブが証明してきています。特にリバプールは、ヘンダーソン、マネ、フィルミーノといった当時の主力を放出し、現在のスカッドを作り上げて今季優勝をほぼ手中に収めています。アーセナルも、オーバメヤンやラムズデールを放出し、毎シーズン優勝争いを演じるチームになっています。
ユナイテッドも今まさにそういう時期なのではと思います。愛着がある選手が多いのは事実ですが、愛するクラブが強くなるために必要であれば、仕方ありません。現フロント陣営とアモリム監督を私は信頼しています。今夏、どのようなマーケットになったとしても、今の体制で決めたことであればユナイテッドを強くしてくれると信じています。サポーターにとってきついマーケットになるかもしれませんが、ユナイテッドが強くなると信じて待ちましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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